2011年11月21日月曜日

松は四季常に青く寒い冬にも葉を改めず。そんなところから変わりやすい人の心を戒めるという意味から
松の常緑を貞徳になぞらえて吉祥としている。
松の長寿を寿ぎ(ことほぎ)更にこれを人の長寿に結び付けて目出度い木としています。
そんなところから同じく長寿と言われている鶴、亀との組み合わせがデザインに取り入れられています。
松は三寒三友として竹と梅と組み合わせて最もお目出度いものとして扱われています。
 日本では松、竹、梅の順でランク付けされることがありますが、それは松は平安時代、竹は室町時代、梅は安土桃山時代に嘉樹とされましたので時代順に並べられたことがランク順にも用いられているのです。
 
 松は神霊の依代(よりしろ)として、また神霊それ自体とみなされて霊木、神木ともみられ、正月のしめ飾りやへっついかまどの飾り松として用いられます。

0 件のコメント:

コメントを投稿