2012年1月12日木曜日

布団に付いて

私は背が高いので既製品のシングルサイズでは足が出てしまいますので、布団は別注で仕立てをしてもらっていました。
木綿の綿で少し分厚い目に、ということは少し目方の重い掛ふとんで今まで寝ていました。
布団の打ち直しをしてもらう時に、木綿の綿は重たいので押入れに入れる時の上げ下げも、これから歳を取ってくると重たくなって大変になるから、羽毛布団にされたらどうですかとすすめられたのですが、幼いときから母が布団の綿を打ち直して、仕立て替えをするときなどに手伝った思い出があって、木綿綿の布団には愛着があって羽毛布団は使う気がしませんでした。
地震で布団の上に物が落ちてきたりして少し汚れましたので、それを機に羽毛にかえてみました。
羽毛に変えてからは軽くて暖かくて、もうあの重たい木綿綿の布団は使う気がしません。
羽毛布団に変える時に、何も分からずに値段だけで買ったのですが、その後羽毛にも様々な種類があることがわかりました。
まずダウンとフェザーが何パーセントかということです。
ダウンの柔らかい毛が多いほど軽くて暖かいのです。
安い値段の布団はダウン70%のフェザー30%ですが、値段の高い物はダウン90~95%でフェザーが5~10%のものが多いです。ダウンは胸毛でフェザーは羽根です。
ダウンが多いほうが値段が高いのですが、そのダウンにも種類があります。
マザーグース、グース、マザーダック、ダックとあります。
グースはガチョウでダックはアヒルの毛です。
マザーは飼育期間が6ヶ月から5年と長期間であるため、成熟した羽毛を取ることができます。
マザーはおおきくこしがあるので保温性、かさ高性、耐久性に優れています。
グースの方が羽毛の粒が大粒なので品質が良いとされます。
羽毛の目方は1.2kgと1.4kgが通常で、重いほうが良いのはもちろんです。
羽毛布団はかさ高である方が上等とされています。
それはマザーの良質の毛を使用しているという証であるからです。
一生で約1/3は寝ているわけですから心地良い布団で眠りたいものです。
今度買うときはマザーグースのかさ高を買います。

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