2012年1月14日土曜日

女性の袴姿

女性の袴姿は明治の岩倉具視のお嬢さんが通学服として着用したのが始まりと言われています。
岩倉公は公家出身です。公家の女子は通常着として袴を穿いていました。
明治になって女官も洋服を着装するようになりましたので、その袴姿を通学服に取り入れたのではないでしょうか。
それ以降は先生も式典などには袴を穿くようになり、最近になって女学生や先生が卒業式には袴を穿くという習慣が戻って着ています。
先日の成人式で振袖ではなく袴姿の女性も何人か見ましたが、袴は礼装、礼服ではありません。
男性の学生服と同じだと思ってもらえればいいです。
学生は卒業式では学生服でいいわけですから、袴姿はT・P・Oに適っています。
成人式は四大儀礼の一つですから礼装か盛装です。
礼装盛装ということになりますと女性は振袖か訪問着です。
袴姿は相応しくないということを知っておいてください。

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