2012年1月19日木曜日

呆れる発言

 野田総理が民主党の党大会で「崖っぷちに立たされているのは民主党ではありません。
国と国民です」と言っていました。
私のような塵、埃ごとき者がほざいても何の影響力もないし、それで人の心を動かすこともありません。
またこういうブログで政治向きのことを書いても、関心を示す人も少ないよう思いますので、あまり政治向きのことは書きたくないのですが、あの総理の言葉を聞いて頭に来て書いてしまいました。
政治家を選ぶ選択権は我々国民にあります。
そういう意味では我々国民の責任も少なくありません。
ただ我々は個々の人格なんか知る由もありませんので、政党で選択します。
政党を信じるしかないのです。
民主党は消費税は上げない。国会議員は削減し様々な無駄を省くと約束して政権を取ったのです。
しかるに財政が逼迫しているので消費税を上げるといいだしました。
震災の復興は遅々として進んでいません。そんな状況で今や税と社会保障改革が最大の政治課題となっています。
財政が危機的状況であるなんてことは今に始まったことではないでしょう。
30万円しか収入がないのに毎月60万円も使った生活をしてきている。そのような生活を何十年も続けてくれば財政が行き詰まるのは当たり前のことでしょう。
そういうことの責任は、与野党関係なく国をリードして来た政治家の責任が大でしょう。
何故そうなってしまったのか。道理に反した政治を行なってきたからです。
崖っぷちに立たされているのではなく、崖っぷちに追いやったのはリーダーである政治家たちでしょう。自分たちの責任を自責することもなくぬけぬけと、「崖っぷちに立たされているのは民主党ではありません。国と国民です」なんてよく言えたものです。呆れてしまいます。
税を上げる前に徹底した支出削減の改革をしろ。
徹底した無駄の削減と改革の後に、消費税の引き上げは我々も既に覚悟はしている。
道理というのは国民を欺かないということもその一つで、消費税は上げないと約束したのだから、上げるための案件を提出したいならその前に解散をしろ。道理を逸脱した政治は必ず国を滅ぼします。

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