2012年2月4日土曜日

万博の想い出

昨日万博のフィナーレで500人のコンパニオンが振袖を着たと記述しました。
お祭り広場には様々な催しに参加する人たちが待機する広い部屋がありました。
そこに500人のコンパニオンが来ました。
そこに私が入っていきました。
私は女性だけの中に行くというのは仕事柄なれています。
いつものように彼女たちが待機している場所に行きますと急に騒がしくなりました。
私は慣れていますが、素人の外国の女性は男性の前で裸になることは慣れていません。
出ていって欲しいと抗議のざわめきです。
そこで通訳を呼んで、今日は催しが始まるまでに皆さんを着せなければいけない。
それは大変な作業ですから恥ずかしがったりして、もたつくと着せることができないので、この人は着付けのプロフェッショナルで、この仕事のリーダですから、恥ずかしがらずに支度をしてくれと言ってもらいました。
そうすると外国の人は割り切りがいいですね。こちらの目線が何処に向けていいのかと戸惑うぐらいにいきよいよく脱ぎ始めました。
彼女達は制服の下はブラジャーとパンストだけです。
私も若いときは女性の服を脱ぐのを手伝った覚えはいくどもありますが、日本人はショーツの上からパンストを履いています。ところは外人は合理的ですから、パンストはショーツとストッキングがつながったものという解釈ですから、全員日本人のようにショーツは付けていないのです。
これでは足袋が履けないといいますと、何人かはパンストも潔く脱ぎましたが、さすがに恥ずかしがる人もいました。
どうしても恥ずかしがる人はストッキングの指先を引っ張って少し余らせて、親指の間に挟んで足袋を履いてもらいました。
私は大勢の人を着せるのには慣れていますので、仕事が早かったのでしょう。私に着せてもらいたいと並んだ人はパンストは全員脱ぎました。
私もまだ二十歳代ですから、仕事でなければ鼻血が出ていたでしょうが、不思議ですね昔の風呂屋の番台に座っている兄ちゃんのように何にも感じませんでしたね。
節分ですね、節分にはお化けといって、水商売の女性は芸者、舞妓に紛争したりします。
そういう場合にショーツを履いていると線が出るので皆さん脱ぎます。
何も付けていない状態から着せるという経験は幾度もしていますから、仕事の時は何も感じません。
そんなことで余計に彼女達は親近感を持ってくれたのでしょう。
パレードのときはキスの嵐でした。

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