2012年2月9日木曜日

メタンハイドレート

以下は北野幸伯さんの記事です。紹介します。

メタンハイドレートという新エネルギーがある。

簡単にいうと、「凍結状態のメタンガス」。メタンハイドレートは、メタンを中心に周囲を水分子が囲んだかたちになっている物質で、ほとんどは海底にある。
見た目は氷と同じ。しかし、火を付けると燃えるので、「燃える氷」と呼ばれている。一立方メートルのメタンハイドレートを解凍すると164立方メートルのメタンガスになる。
石油、石炭と比較すると、燃焼時の二酸化炭素は半分ほど。温暖化対策にも有効な新エネルギーなのだ。
米地質調査所とエネルギー省のデータによると、世界のメタンハイドレートは、陸域で数十兆立方メートル、海域で数千兆立方メートル。
これは、世界天然ガス確認埋蔵量(145兆立方メートル)数十倍。天然ガス、原油、石炭の総埋蔵量の2倍以上といわれている。まさに世界を救う新エネルギーといえる。
ここからが重要。メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかっている。
米エネルギー省によると、南海トラフ(東海地方沖から宮崎県沖)北側に4200億~4兆2000億立方メートル。地質調査所の調査では、南海トラフ、北海道周辺海域に、6兆立方メートルが存在する。これは、日本の天然ガス使用量の100年分に匹敵する。
日本近海は、なんと世界最大のメタンハイドレート量を誇っている。そのため、日本は石油枯渇後、世界最大のエネルギー資源大国になる可能性がある。


 なんと喜ばしいことでしょう。ところが石油や石炭などで、既得権益を有している人たちは多くいます。そういう人達は開発には積極的でないと昨日報道されていました。
「またかえ」です。嫌になる情けなくなりますね。
国後島にロシアのメドベージェフさんが来ました。北海道から北方四島周辺にも大量にメタンハイドレートがあるということですから、ただ視察にきただけではなくロシアの領土であることを再認識させるためのものではないでしょうか。領土返還なんてありえないでしょう。
また竹島などでも領土権を主張してくるのはそういう資源があるからです。
その点日本の政治家の動きが全然見えて来ないですね。真に日本のことを考えているのでしょうか。どうなっているねんと言いたいです

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