2012年2月21日火曜日

子供の育成2


親は自分の子供は良い学校に入って、よい会社に就職して欲しいと希望しています。
出来れば医者、弁護士、会計士、司法書などという、特殊な資格を得るようになって欲しいと望みます。
生きていくには食べなければいけません。食べるためにはお金が必要です。お金はいくらあっても物質的、または精神面までにも大きく影響を与え、豊かな生活に導いてくれますので、沢山あるにこしたことはありません。
若いときは純粋ですから、お金よりもむしろ愛の方が大切と思ってしまいます。
ところが男女愛は続きません。人間には飽きる、慣れる、忘れるという本能を有していますので、それが愛にも大きく影響を及ばして、愛は慣れてその内に飽きさせてしまい、しまいには当初の熱い気持ちを完全に忘却させてしまいます。
五十路を過ぎて、夫婦愛が生き甲斐という夫婦を未だ嘗て見たことがないのです。
若い人はご自分のご両親を観察してみてください。それがよくわかると思います。
年輪を重ねますとそういうことを人生経験によって実感し、認識できるようになりますので、愛よりもお金という大人が多くなってくるのが現実です。
人生経験によって愛は消えるけど、お金は幾らあってもいいということを学習していますので、同じ働かなければいけないのなら、、生涯収入の多いところで働けるようにと、自分の子供をその道に導こうと思うのは親として当然のことだと思います。
人は人という文字の如く支え合っいるといいます。そうなんです私たちは社会という人の群れの中で共に支え合って生きています。自分が支えている力は微小なものです。圧倒的に支えられている力の方が大きいのです。だから人は生かされていると言うのです。
二十歳になれば法律的には大人とみなされるのですが、私は自分が生かされているということを認識出来ているか否かが、大人か子供かの境目だと思っています。それが認識出来ていない人は幾つ何十になっても私は子供だと思っています。
それが認識出来ていれば健常者はは前向きに社会に貢献をしなければいけません。
貢献するということは、人は様々に能力の差がありますが、そういうことに関係なく、各々の能力に応じて前向きに働かなければいけないということです。
そして同じ働かなければいけないのであれば、生涯収入の高いところで働けるように努力をすることが賢明な思考であることを若者達は確りと認識していただきたいです。
親はそういうことを考えて、自分たちを叱咤激励してくれているのだという、理解も合わせて子供たちは持っていただきたいです。

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