2012年2月22日水曜日

子供との関係

葉ぼたん

お金があれば様々に贅沢が出来る。また愛は続かない事が多い。ところがお金は裏切らないし幾らあっても邪魔にならい。だから子供には勉強に励め。良い成績を取らなければ良い会社に入れない。
良い会社に就職できれば収入は安定するし、生涯収入も多く貰える。だから親は頑張れと子供に叱咤激励をします。
人生はもっと複雑ですが単純に考えれば、確かにそれは事実ですから、同じ勉強をしなければいけないのなら、それを意識して勉強をすることも一つの目標にはなります。
人生経験を経て愛に付いて熟知出来ている大人は、そのように激励をするのですが、子供は純粋ですから、愛が続かないというようなことは理解できません。純粋であるが故にお金よりも大切なものがあると考えています。
大人が思っている現実論と、子どもが考える理想的思考には大きな隔たりがあります。
ですから適当な時期に、親は子供とそういう人生論を膝を突き合わせて話し合いができることが理想なのですが、それが出来ている家庭は少ないのではないでしょうか。
話し合いの場を設けることが出来なければ、腹を括って黙って見守るしかないのですが、親は上から目線で叱責や小言の繰り返しになる場合が殆どです。
そうなると、子供にとっては親は疎ましいだけの存在になってしまって、親子関係は悪化していきます。そして友達には告げても親には何も言わないということになります。
それは親子にとって一番不幸な状況になってしまいます。
子供たちは現実の厳しさを理解できていませんので、友達の方が話し易いなどと簡単に言います。
だけどもし子供に何か不都合な事が生じたときは、友達では何の解決にも頼りにもなりません。
本当に困った時は、子供を助けられるのは親しかいないのです。
そのことを親はよく理解して、何か不都合が生じた時は、「お父さん、お母さん助けて」と言える関係だけは残して置いてあげなければいけません。
子供は親が思っている以上に、自分の親はどういう親かよくわかっています。
親が確かな人生観をもって生活していれば、子供は自然と親を見習って良い生活態度をしめすとおもいます。親は自分を改めて、子供にはあまり口うるさく小言を言わないことですね。
そしてできれば親子で真剣な話が出来る環境を構築してほしいですね。

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