2012年2月24日金曜日

成績は何で決まるか

ホワイトパウダー・パフ

前回子供は親の鏡という詩を紹介しました。
その詩を読めば、私が申し上げるように、子供は親の作品であるという意味が分かっていただけると思います。
親の言動が大きく子供に影響を及ぼしますので、親は確かな人生観と思考に基づいて子供に自分を曝けだすことが大切なのです。
例えば確かな思考というてんですが・・・。
親は自分の子供は成績の良い子供に育って欲しいと切望し、塾などに通わせてお金を投じていると思います。
子供の教育には親は大変熱心なのですが、それでは学校の成績はなんで決まるかと親達に尋ねますと答えられない人がたくさんいます。
大学入試くらいまでの学校の成績は記憶力で決まります。習ったことを沢山記憶していれば良い成績を取れます。それ以外にありません。
それではその記憶力はどうしてたかまるのかと言えば、集中力と持続性です。
親に勉強しなさいと言われなくても自主的に勉強に励み、その状態を長く持続できれば間違いなく知識は高まり成績は向上します。
その集中力や持続性、またはやる気というものは性格の一部であって、性格は良い生活習慣によって作られていきますので、幼いときからの躾が大切になります。
例えば、食事をする時やオヤツを頂く時は、きちっと座らせて取らせる。
毎日毎日のことで、それが幼いときからずーと続くのですから、きちっと座らせるという生活習慣によって、腰を定めて座れるようになります。腰が定まれば自ずと腹筋,背筋も鍛えられます。
集中力には静止して長時間座れるという状態が大きく影響をおよばします。
集中力が良くなれば習った事柄が多く頭に蓄積され、成績はアップします。
集中力には幼いときからの躾が大切で、躾をするには「そんなことをしては駄目でしょう」なんて、口先だけで言っているだけではどうにもなりません。親が先ず子供の手本となる所作を示して行くことです。最近の親は所作や作法というものを本当に疎かにします。それでは駄目です。
そのようにきちっと躾て養育しても、家庭の経済力、親の夫婦仲、兄弟仲や友達関係など様々な要因によって、必ず親が希望するほどに育つということはないかもしれませんが、ここに記したようなことを親が認識しているか否かでは必ず差異は生じると思います。

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