2012年3月28日水曜日

しょうざんの庭



娘が京都におりまして、二月に子どもが授かりましたので、孫の顔を見に行ってきました。
家は金閣寺、北野天満宮に近い所に住んでいますので、行ったついでにしょざんに行ってきました。
しょうざんはウールお召を開発した織元です。
しゅざんお召は一時は大流行をして一世を風靡したきものでした。
しかし、しょうざんはおしゃれ着ですから、きもの衰退の波に飲み込まれていまは見る影もありまえんがお庭は綺麗です。
苔に覆われていて、北山杉の古木と巨岩がマッチングされている。
茶室が点在しており、清流の小川が庭園に流れている。そして今の時期は梅が咲いています。
しょうざんの名物は酒樽の茶室です。
酒樽に茅葺きの屋根がしつらえてあり情趣に富んだ風情です。
この酒樽茶室では粋人は霧吹きで樽に酒を吹き付けて染み込ませ、その香りを楽しみながら御茶事を行なったそうです。

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