2012年4月21日土曜日

誰もが勝ち組になれる

写真はアーモンドの木

 前回は「若者達に苦言」と題して、豊かな(物質的に)生活をしたいと望めば頑張る以外に方策はなということを記しました。
学生時代に楽をして遊んでしまった。それが就職活動において遅れを取ってしまうのだと書きました。
遅れを取ってしまった。それで負け組に入るのかといえばそうではありません。
様々な人生の道はありますが、その様々な道の目的地は自己の人生の充実です。
道は異なっても生きていく究極の目的は同じです。
如何に心豊かに生きて行くかということです。
お金は無いよりも有った方が良いのは当たり前です。お金は豊かさを買う手段としてつかうもので、お金が無くても豊かになれる事柄は無数にあります。
金は食べていくに困らないだけのものがあれば、後は心掛け次第で豊かに生活していけます。
例えば、物質的には困窮していても、夫婦、親子、兄弟が一体となって仲良く支え合って生活をしていけば、お金持ちよりも豊かに生きていけるのです。
ところが世の中というものは不思議です。

貧しい人ほど人生哲学をよく理解して、家族が仲良く支え励ましあって生きていかなければいけないのに、物欲ばかりに苛まれて夫婦、親子、兄弟関係が崩壊している人たちが多いのです。幼いときから道徳教育がなされていないからですね。
誰もがお金持ちになれることはないのです。遅れをとったからといって負け組ではありません。
人生の究極の目的は自己の人生の充実です。その充実にとってお金は大切ですが、それよりも大切なものは夫婦、親子、兄弟、姉妹が仲良く支え励まし合い、人にも優しく接する心が最も大切だということです。それを理解して実践をしていけば、お金持ちよりも豊かに生きていけます。即ち勝ち組に入れるのです。
本当の負け組は力も無いのに物欲ばかりこだわって、優しくなれない人です。

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