2012年5月2日水曜日

親は厳しく

妻はよく田舎の話をします。
愛媛の松山から一時間ばかの山奥です。
田舎の話をしますと必ず出てくるのは厳しかったお父さんの話です。
あまり厳しかったので、若い時の願いは、早く父の庇護の手から離れて都会に出てくることだったそうです。
話を聞いていますと、確かに厳し過ぎるなという所はありますが、虐めではないのです。
子供たちは虐めだと思っていたようです。
お父さんは、そういう形でしか子供と接っする事ができなかった。お父さんにしてはそれも子供を立派に育てる愛情表現であったのかもしれません。
妻はそれは愛情と違うようなことをいいますが、今となっては田舎の話になりますと、必ずお父さんの話になり、結果としてはその話で終始してしまうのです。
子供たちにとっては厳しかったかもしれませんが、今となってはお父さんは子供たちの中で
確りと生きていることを感じます。
厳しく育てられていたから、苦労に耐えて子供たちを立派に育てることができたのです。
子供は自分も子供を設けて歳を取ると、幾ら厳しくされても、それは虐めでなく自分のためを思ってのことであったことが分かるようになりますので、子供には愛情を持って怒るときは厳しく怒る方がいいですね。
亀岡で交通事故を起こした少年は、無免許で祖母の車に乗っていたいたということです。
親達が厳しく子供に対応していたら起こらなかった事故です。
優しく接することは簡単です。でも親はあえて難しい方を選択して、厳しさを子供たちに植え付けるべきです。
若くして車を乗り回している人が多いですが、なにがしかで親が援助をしているケースが多いようにおもいます。親はもっと考えるべきですね。簡単に車を手にいれますと、車を大切に扱う
気持ちが希薄になり、その分運転にも影響を及ぼします。

0 件のコメント:

コメントを投稿