2012年6月8日金曜日

子供の躾と教育

 今朝エレベーターに先に乗り組みますと、自転車の親子が次に来ました。
狭い方のエレベーターなものですから自転車は無理と感じたらしく、先に行って
くださいとお母さんが言われました。
連れていた男の子供もお母さんの真似をして「先に行ってください」と言ってから、
直ぐに次のエレバーターを呼ぼうとボタンを押しかけました。
そうするとお母さんは慌てて子供の手を強く払い除けました。
咄嗟に取ったお母さんの行動ですから、結構きつく払い除けましたので、子供は
きつく怒られたと思い泣きべそをかいていました。
ボタンをお押せば締まりかけていた扉がまた開きますので、迷惑をかけてはいけないと
判断して取ったお母さんの行動は正しいのです。
それでいいのですが、子供はそういう事がわかりませんので、自分なりに親切に、気の利いた
行動を取ったつもりなのに何故怒られるのか理解できなくて、何時ものお母さんのお小言のように受け取っているのではないでしょうか。それではこの場合のケースでは子どもが可哀想です。
お母さんの行動は正しいのですが、子供には分からないのです。
そういう時には「お前は親切に、また気を利かせて動いてくれたのに悪かったね。お母さんは
お前の手をきつく払ってしまったが、あの時にそうしないと扉が開いて乗っている人に
迷惑が掛かるからそうしたのよ」と説明をしてあげてくれたでしょうか。
子供は親から怒られる時は、大抵自分でも怒られる理由が分かっている場合が多いのです。
怒る場合は親も怒りながら、何故怒っているかを叫びながら起こっていますので、
怒られる理由は子供にとっては明確なのですが、子供には理解ができないこともありますので、そんな時は説明をしてあげて欲しいですね。
そして説明の出来ないことでは怒らないようにしなければいけませんね。
夫婦喧嘩で子供に当たるなんてことはもってのほかですね。

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