2012年8月16日木曜日

妻の田舎に帰省

結婚をして3年目に入っているのですが、毎年夏には妻の里に帰省をしています。
妻は5人の兄弟、姉妹がおりまして、一番下の弟が家を守っていました。
今は次女夫婦が定年で田舎に帰って同居をしています。お盆には後の3人の姉妹と、子供たちや孫まで一緒に帰ってきますので大家族の集結になります。
 今年は親の13回忌ですから法要がありました。僧が来たのですが、田舎のことですから親しいので楽な甚平姿です。甚平姿で色々と世間話がはじまりました。まさかこの姿でお経を唱えるのではと、興味深く見ていたのですが、その内にみんなの前で着替えを始めました。
衣を着ますので下の小袖は帯びもしないで、上下に別れた二分式ですから巻きつけるだけです。
衣には袈裟がセットされていますので、簡単に着替えが終わりました。
都会ではそういう着替えの場面を見せるということはないのですが、田舎の親しさを感じてほのぼのといたしました。
 僧は胃癌で胃を摘出しているといことで、話をされている時は覇気がなく細々と話されますので気力が感じられませんでしたが、お経を唱え始めますとさすがは老僧です。声は素敵で魅力あふれるお経でした。久しぶりに長時間正座をしましたが大丈夫でした。
田舎には都会にはない和やかさが残っています。感激の一時でした。

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