2012年8月21日火曜日

心と経済のゆとり

私は芸能界で着付けを始めたのをきっかけに、着付けに携わって半世紀です。
今は後継者に学院を譲って隠居をしたのですが、目標のない生活が退屈で仕方がないので、自身で新しい組織を立ち上げて細々とやっています。
 YouTubeに袴の着付けを投稿しているのですが、沢山の外国人からメッセージを頂きます。
日本では自国の素晴らしい文化がドンドン衰退していくのですが、外国人は日本の文化を絶賛して下さる方が多い。これはどういうことでしょうか。
 きものが無くても、着付けが出来なくても日常の生活には何の支障もありません。
でも生きていく目的は如何に心豊かに生きていくかということです。
豊かさのためには切り捨てるよりも潤いにつながるものは少しでも多く残して行く。その方が豊かさにとってはプラスになることは簡単な算数なのですが、そうはいっていないのが現実です。
それだけ経済的にも心の面でもゆとりがないからでしょう。

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