2012年9月16日日曜日

蝶は吉祥文様

蝶は毛虫・青虫~蛹~成虫と変態して行きます。
その変態が古代の人たちに再生・復活の力強さをつよく印象づけて、再生・復活のシンボルとして或いは、霊魂の象徴として崇められました。
 蝶は雄蝶と雌蝶が仲睦ましく絡みながら飛んでいる姿が、男女の和合の象徴とされており、結婚式にも深く関わり、また種々の器物や織物の文様として用いられています。
 春に山に行きますと毛虫だらけで、妻は毛虫が大嫌いですから毛虫を見るとキャッキャッと声を挙げて叫んでいます。糸を垂らしてぶら下がっている毛虫を見落として触れるものなら大変な騒ぎになります。それがあの美しい成虫の蝶になるのですから。自然に同化して自然と共に生きた来た昔の人たちは、上記のように感じるのも自然のことでしょうね。 

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