2012年9月18日火曜日

衣替えの準備

 暑さ寒さも彼岸までといいます。台風16号が去って、19日は彼岸の入りですから涼しくなるでしょう。そろそろ夏物は着尽くして秋物に衣替えをする準備にかかります。
 夏物は洗濯をして乾けばそのまましまっておいて、夏物のシーズンが来れば出してきて、いっせいにアイロン掛けをすることにしています。
最近は自分でアイロンかけをして洗濯屋に出したことがありません。
スポーツシャツはもちろんのこと麻や綿のジャケットも全て自分で洗います。
どうしても襟が黄ばんできますので、襟の黄ばみを取ることが大切です。
 写真の麻の着物も自分で洗います。この着物は以前に大きな茶色のシミができました。えりも黄ばんで着れませんので、京都に染み抜きにだしたのですが、大きなシミは取れませんでした。
小千谷ですからそのまま捨てるのは勿体ないので、ダメでもともとと思ってハイターと液体洗剤を入れて2日ほど置いて置きました。そうするとシミが綺麗に取れて新しい着物のようになりましたそれにヒントを得て、それからは自分で洗うようにしています。
 ジャケットは肩パットの入っている分は、袖付の際の折きせの部分と、肩パットの部分を、ずれないようにしつけ糸で先に止めておきます。勿論洗濯機は使いません。私は少し大きい目のタライを買っておいています。
そこに綺麗に畳んだ状態で入れて、浸す程度に水を入れて顆粒のハイターと液体洗剤を入れて浸けておきます。それだけで襟の黄ばみは取れます。もしシミなどがある場合はその部分だけ、歯ブラシの古いもので軽く叩くようにして洗います。二日ほど浸けて置きますと汚れは浮いてきて軽く叩くようにするだけで取れます。
すすぎは綺麗に畳んだまま押さえるようにして、何度か水を入れ替えて、洗剤が取れるまですすぎます。干す時も型崩れを防ぐために脱水機にかけないでそのまま干します。
 アイロンがけは膝と手で確りと布を引きながら、布に軽く接する程度にして、蒸気で伸ばすようにします。
押さえますと布がてかったりします。またセーターなどは押さえますと毛がねてしまいますので、押さえないようにします。そうするとドライよりも綺麗に洗えます。
 しつけ糸で型崩れしやすい部分は、前もって止めておくのは邪魔くさいですが、その分綺麗になります。ハイターは色落ちしませんが、中には色落ちするものもありますのでプリント物は気を付けてください。

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