2012年9月20日木曜日

意識が足りない先生

大津の中学生が自殺したことで、校長は今になって自殺をする前に、虐めを認識していたことを認める会見をしていました。 
 でもその会見でも虐めが直接自殺に結びついているか否かの因果関係は分からないと言っています。確かに死人に口無しで、何か確証のある証拠が出てこない限りは断定はできません。
できないことを理解していて、自分たちの責任を少しでも回避したいという判断から、そのように言っているように聞こえてなりません。
 何か事件が発生すれば少しでも自分の責任回避を先ず考える。そういう先生が存在する限り虐めは無くならないでしょう。
 因果関係云々というよりも虐めがあったことが事実であるならば、素直に詫びて責任を取って職を辞するか、少なくても校長は辞する位の申し訳なさを示すのが人としての生き方ではないでしょうか。川西の高校生の自殺事件の説明会でも、先生方の誠意が感じられないと父母たちは苛立っていました。死んだ子供や家族に対する申し訳なさよりも、先生方の責任回避の気持ちが伝わるからでしょう。
 こういう事件が生じた時は、校長並びに先生方に償わせるシステムを構築しない限り虐めはなくならないでしょう。

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