2012年9月24日月曜日

竹島の問題解決は不可能

昨日の夜NHKで尖閣と竹島の領土問題に付いて、議論をする番組がありました。
尖閣は日本の領土であることは明白ですが、竹島の領土問題は難しいと感じました。
 竹島は1905年に日本の領土とされたのですが、1952年李承晩ラインが引かれ、韓国は海洋主権を唱え、1953年には市民武装団によって占拠され、1956年からは実行支配が行われています。
 竹島は歴史的にいえば韓国の領土であると、韓国の学者は異口同音に唱えます。
そして現実に1956年から実行支配がなされています。
 この問題を国際司法裁判所で審議してもらうことを申し入れても、韓国側は竹島は韓国の領土であるからその必要はないと突っぱねてきます。こうなればどこまで行っても平行線で、この問題はどちらの国も引き下がることはできないでの解決は難しいでしょう。解決は戦争しかありませんね。
それほど難しい問題です。
 韓国に対しては現実に韓国を支配していたという事実はあります。しかし、それに対する賠償は1965年の日韓基本条約で賠償金を支払い、韓国は対日賠償金を放棄するという条約を交わしています。
 ところが韓国は、慰安婦問題は国と個人とは別だからという理由で、謝罪と賠償を求めてきています。
 戦争というものは、日本だけでなく何処の国においても不祥事はつきものです。それを終戦後の条約で解決して、その後に禍根を残さないのが交際ルールです。
個人のさなざまな問題を取り上げれば切りがありません。
過去に世界各國で植民地支配が行われていました。多くの過失があった事と思いますが、それを何時までも引きずっていては人類の発展はありません。何処かで割り切って線引きをしなければいけないのです。
 政治家は我々一般人以上に、そのことに対して確固たる信念と見識を有しておかなければいけないのです。竹島の問題を見ていますと、韓国側云々というよりも、これまでの日本政府、政治家のの不甲斐なさが露呈しているのです。できるだけ摩擦を避けるという行いは、見識者である大人の行いのように思われていますが、後に禍根を残すのです。この問題は与野党を含めた政治家の不甲斐なさの問題だと思いました。

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