2012年10月18日木曜日

エッセイ「人生探訪」楽しみに付いて・その一

人が生きていくには働かなければいけません。働きに関する道筋は無数にあり、その道筋に於いて多数の生き様が存在します。
各道筋には各々が抱く当面の希望がり、目標があり、目的があります。
それら当面の目的をクリアしながら前に進めて生きているわけですが、一つ一つの目標をクリアするのは容易ではありませんので、その欲求を手中にするために多くの人は懸命にもがいています。
 欲求の実現はそんなに簡単なものではありません。何に取り組んでも大きな壁が立ちはだかるのが現実です。現実は大変厳しいものですから、当面の欲求の実現が生きていく目的だと思ってしまう人もいますが、それは正しい理解ではありません。
生きていく道筋も、各自の生き様も多種多様ですが、各々が生きていく根本目的は、自己の人生を如何に楽しく充実した人生にするかという点において一定です。
 人生とは生まれてから死ぬまでの時間のことですが、この人生の空間を心の潤いで満杯にしたいと希望して人は生きています。人生は自己の人生の充実が生きていくための根本目的であることを理解することが、自己の人生を充実させるために大切です。

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