2012年10月24日水曜日

エッセイ「人生探訪」楽しみに付いて・その七

 自己の人生の充実においては、喜楽がネックとなります。
喜楽に大きく関わってくるのは男女愛ですが、その男女愛に頼っても長い人生を充実させることは難しいことは明白です。
 よく親は子供の結婚に対しては愛よりも経済力を考えて、将来的に経済力のある人と一緒になることを奨めます。若い人には好きな人よりも経済力を優先に考えることは理解に苦しみます。
亀の甲より年の功で、年配の人は男女愛は長続きしないことを既に経験によって分かっているからです。
 別に嫌いになるということはなくても、一緒にいるだけで心がときめく愛はそんなに長く続きません。
ときめきが無くなってきた頃に、勿論例外はありますが通常は子供が授かります。
 子供は親の分身ですから可愛いです。子供に対しては見返りを求めないで一方的に愛を捧げることができます。そして子供は幼い時は親の意のままになりますので、親のロマンを子供にオーバーラップさせて子供を養育することができますので、子供の育成に一生懸命になります。

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