2012年10月30日火曜日

エッセイ「人生探訪」楽しみに付いて(その13)

人の生きていくサイクルは端的に言って、仕事すること、寝ること、遊ぶことで成り立っています。
この三つの中で一番大切なのは公事である仕事をすることです。
 人という文字は人と人とが支えあった形であると言われています。
家に帰りますとスイッチ一つで明かりが灯って快適に生活できます。
蛇口を捻ればおいしい水が頂けます。こういうことはいくら力があっても一人の力ではできません。
皆が支えあっているからできるのですから、健常者は働ける間は働いて懸命に支える方に回らなければいけません。ただ支えているといっても、どんなに力のある人でも自分一人の力は微々たるものです。支えられている力は膨大ですから、生かされていることに感謝をしなければいけないのです。
 言葉は悪いですが、どんなに拙い人間でも20歳になれば法律では大人の仲間入りをいたします。
ですが私は自分が社会の中で生かされているのだということが認識出来ていない人は、幾つ何十になっても大人ではないと思っています。私の中での大人か否かはそこが基準です。
 精神的に全ての国民が大人であればもっと世の中は改善し住みやすくなります。そういう意味では道徳教育は大切です。

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