2012年10月7日日曜日

野田総理の原発に対するブレ

 企業は成績不振であれば経営者が責任を問われて辞任をしなければいけないので、当面の利益追求に邁進します。
 企業が儲ければ社会貢献も大きいので国も二人三脚でバックアップをします。その構図は当然なのですが、政治家はもっと大所高所から日本の国をどういう国にしていくかというビジョンを掲げて、そのためには具体的にどういう政策を考えているかをマニフェストにすべきではないでしょうか。
 原発に関しても2030年に廃止の方向で公言しておきながら経済界からクレームがつくと直ぐに振れて明言しなくなりました。
企業は儲けることしか考えていません。企業は頑張って利益をあげることが国の為になると自負しているから、国に注文をつけてきます。
その要求に応じて支援をしなければいけないことは確かですが、国民の生命と健康に関わる原発などの重大事は、企業の要求を退けても国の進むべきビジョンを明確にすべきではないでしょうか。
続けるにしても止めるしても難しい問題です。それだけ原発は厄介です。

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