2012年10月8日月曜日

原発の厄介さ

原発を継続させるのか、それとも廃炉とするのか。
継続をさせるとすれば福島を経験している以上は、100%事故が生じないと

いうことはないのですから、有事の時はどういう対応をして、何処がどれ
だけの保障をするかを決定して推し進めなければいけないでしょう。
その青写真を示さないで推し進めることは無責任でしょう。
 その保障は、既に福島を経験していながら許認可を与える国に責任があ

りますので国がすべきです。
 また廃炉にするにしても詳しくは分かりませんが、何十年単位で使用済

み燃料棒を保管し管理していかなければいけないと聞いています。
 電力会社は原発が続けられるものと考えて、そのつもりの予算を組んで

経営してきていますので、廃炉後何十年も掛かる管理費に対する予算は組
んでいないでしょう。
国策として始めた原発ですし、国の政策として廃炉とするのであれば、そ

の後の経費は国が面倒見なければいけないでしょう。
 政治家は原発に付いて単純に受け答えをしていますが、以後は賛成する

にも、反対するにも具体的な数字を並べて意見を述べるべきではないでし
ょうか。

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