2012年11月2日金曜日

エッセイ「人生探訪」楽しみに付いて(その15)

どういう生き方をしている人が一番幸せな人なのか。そのことを考えてみますと、仕事が楽しい、仕事が生き甲斐だと思っている人だと思います。
 一日は人が生きているサイクルと同じで、寝ること、寛ぐこと、仕事することで終始しています。

人は生きていくには食べなければいけません。食べるためには仕事をしなければいけません。最も大切なのは仕事です。そして一日の中で費やす時間が一番長いのも仕事です。その仕事をやっていて楽しい、生き甲斐だという人は最高の生き方をされている人だと思います。

 仕事が生き甲斐で楽しいという人は、やっている仕事を通じて自身の存在価値を承認されている人が殆どです。そういう人のところには、お金は高いところに流れますので、当然のことながら一般の人たちよりも高額収入を得ています。

だから寛ぎにおいても、高級車に乗り、マイホームに住み、高級な衣服を身にまとい、高級な物を飲食し、旅行も行きたいと思う所に自由に行けるというように贅沢ができます。それで家族が健康で夫婦仲睦まじくやっていれば、確実に永続した喜楽が得られていますので、自己の人生は充実するでしょう。

 永続性のある喜楽は仕事をするというサイクルの中にしか存在しません。その仕事も食べるためではなく頑張って自己承認、自己実現を成し遂げなければ手中に収めることはできないのです。

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