2012年12月18日火曜日

エッセイ「人生探訪」仕事編No19

始めるに当たっては教室となる基地が必要です。給料の安い会社ですから蓄えはありません。
そこで女房の兄が有名企業の役員をしていましたので資金融資を頼みました。
私は結婚をしてから住居は女房の実家の近くに構えていました。よくあるケースです。
したがって女房の実家には頻繁に行き来をして、何かあると親の手助けをしていましたので、親の面倒を良く見てくれているといことで、心安く貸してくれました。
立派なビルのテナント料は高くて借れません。ビルは立派でなくてもいいから安くても表通りに面した所という条件で探しました。
 梅田の扇町線の表通りに面した小さいビルですが、空いていましたのでそこに決めました。
三階を教室にして二階を事務所としました。家賃はたしか11万円位だったと思います。
辞めた当時の給料は6万円代だったと思いますので、目算が狂えばたちまち倒産です。
学院の名称は様々に調べましたが、そういう名称が存在しませんでしたので「日本きもの学院」と命名しました。
いよいよ第三回目のスタートです。

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