2012年12月26日水曜日

エッセイ「人生探訪」仕事編No27

ピクニックセンターから見た甲山

 人の生き様は千差万別です。生き方や手段も千差万別に存在しますが、あらゆる枝葉は全て幹につながっています。
人は様々な手段を通して、また様々な工夫をして、如何に自分の人生を潤いのあるものにするか。即ち大きな幹にするかということで生きています。
人の生きていく究極のテーマ、即ち目的は自己の人生の充実なのです。
人は誰のためでもなく自分の人生を如何にして充実させるかを目的に生きています。
自分の人生の充実が生きていく目的ではありますが、自分の人生を大きな幹にするには、利己的に考えてはいけないのです。
 大きな幹は大きな根を張り大地を潤します。それと同様に大地である社会に大きく貢献した人が、より大きな根となり幹となり自己の人生も大きく充実させることができます。
人という字は人と人とが支えあった形であるといわれています。人は社会という人の群れの中で共存しています。
共存していることは確かですが、個々の力は微小で不特定多数の人たちに支えられて生かされてるのが真理です。支えあっていますので、支えれる力を大きくつければ、それだけ人生は大きく充実できるという図式になっています。
 このことは支えていることの充実感を味わった人でないかぎり理解できない。理解できないからこそ頑張れない。従って格差が生じてくるという人生の妙味となっています。

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