2013年1月12日土曜日

エッセイ「人生探訪」仕事編No41


これこそが希望の星の第一号です。
そういう気持ちでいるのであれば、学院としても何とかして一本立ちできるように
手助けをするから付いてきてくれとたのみました。
快諾を得ましたので早々に教室探しにい行きました。
大手のきもの学院は母体が小物会社で、小物を入学時に買ってもらうというシステムですから、人が育つのを待っていると教室が増えません。増えなければ大量に小物が売れませんので、学院の分校として教室を各地に設けて、講師の資格を持っている人を派遣するというシステムで行っています。
しかし私どもの学院では、小物販売をしていませんので、分校を各地に設置する経済力はありませんので、財政支援ができませんので他のことで協力と支援をするということで行っていました。教室探しから一緒になって探して個々の懐事情に合わせて、無理をしては長続きしませんので、経費が掛からない方法でスタートをして、計算が立つようになってから、確かな基地を設けるということで始めました。
よくお稽古をしていて、上達の遅い人は自己弁護のために自分には向いてないなどといいますが、向いていないものなんてないのです。自分がそのことに情熱を傾注できるか否かなのです。何かに取り組んだ時は一番大切なことは情熱です。起用不器用も関係ありません情熱があれば必ず独り立ちできるようになります。

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