2013年1月25日金曜日

エッセイ「人生探訪」仕事編No53

親は子供のことはよく分かっていますが、子供も親のことはよく分かっています。
親がいい加減な行動をして、子供を放置していれば、子供はよく分かりますので、子供もばからしくなって道がそれて行ってしまうことはありますが、親が一生懸命に頑張っていれば子供は助けてくれるものです。
だからやる限りは立派な先生になって、子供たちに自分の母親は人様から先生と呼ばれて立派に活躍していることを見せることが一番大切ではないかと助言をしました。
子供をこう育てればよくなるという確定的な教科書はありませんが、昔から「子供は親の尺度しか育たない」「子供は親の鏡」という格言は的を得たデータですから、良い子供に育てるのは親が懸命に頑張ってその姿を見せることが、子供の一番の情操教育になるのではないかと話しました。
彼女もそうだということで、子供たちに胸を張って評価してもれえる先生になろうと決意して頑張りました。
朝9時ごろに家を出て夜の教室が終わって家に帰るのが何時も10前です。
全くと言ってよいほどに私の子供たちと、彼女の子供たちはほったらかしです。
それでも彼女の娘二人は二人とも、学校推薦の無試験で有名大学にはいりました。
姉の方は大学生になりボーイフレンドが出来たのですが、夕方の6時になると夕食の支度があるのでデートを止めて家にかえりますので、「お前と付き合っていても面白くない」と振られたというエピソードもあるくらいです。
本当に二人のお嬢さんは偉かった素晴らしいお嬢さんでした。これもお母さんが頑張っていたからです。



出張着付

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