2013年2月22日金曜日

幼児教育

幼児虐待という言葉で騒がれていますが、そういう虐待騒動は目立つ
だけであって数はごく少数でしょう。
一般的には目の中に入れても痛くないという言葉の如く、自分の子供は
可愛くてしかたがなというのが実態ではないでしょうか。
愛しい存在ですから賢くて、健康で、思い遣りのある子供に育ってほし
いと親は一様に念じています。
 その健康という点に於いては、子供は物凄い運動量です。それが証拠に
一歳くらいの幼児の腹筋や背筋は物凄くつよいので、そんなに神経質に
ならなくても適当にバランスのよいカロリーを摂取していれば、特別な
疾患がないかぎり心配はないでしょう。
 その他の点に付いては、太古の昔から親は子供達を慈しんで育ててきて
はいますが、どのように育てれば、子供はこう育つという明確なデータ
はありません。
ただ長い歴史の中で判然としている確かなデータがあります。
それは「子供は親の尺度しか育たない」「子供は親の鏡」と言われてい
ることです。
子供は親に倣って育ってきます。子供は自分の親がどういう親かよくわ
かっています。これは確かです。それが明確であるならば親自身が感謝
する心、思い遣りの心をキチット形に表現して、見習わせて育児をして
いくことが大切です。子供に対しては上から目線で立派なことを言って
いるけれど、親自身はチャランポランという人をよく見かけます。
 昔から日本では礼を最も大切にしてきました。それは人が生きて行く上
で人間関係を円滑にすることが最も大切だかです。礼の根本精神は恭敬
愛です。
作法はその礼の一環で、その精神も同じですから、そういう日本の良い
伝統を親自身が大切にする生活習慣が根付くことが、子供の情操育成に
大切だと思います。

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