2013年2月24日日曜日

子供をどう育てるのが理想か

子供をどういう子に育てるか。
一般的には健康で賢くて、心の優しい子になってくれればと考えている人が多いようです。
子供は親に倣って育っていきますので、その点については親がそういう人であれば、子供も必ずその様に育ちます。
但し、大人はずる賢くて、社交的には思いやりのある人の様に振舞いながら実のところはそんなに暖かい人ではないという人がいます。そういうのは子供はキチット見分けますので論外です。
 賢くて優しい子にというような漠然としたものではなく、現実にはどう育つかははわかりませんが、目標はもっと具体的であるべきだと思います。
 昔から子供は社会の預かりものという格言があるように、少しで早く自立できる子供に育ててたあげる。それが親の目標と責任ではないかと私は思います。
 最近は親に経済力があるものですから、何時までも子供を構い面倒を見過ぎて、子供の自主性を削いでしまっている親が少なくありません。
そういう親は自身の人生において目標がなく、何時までを子供を生き甲斐の上位に据えているからです。
子供の育児は親の都合で考えるのではなく、子供自身に充実した人生を送らせてやるという観点から考えるべきです。
 親に依存していれば子供は経済的には苦労が少ないので楽です。だから子供も何時までも親頼みの子供が増えています。そういう生き方では子供の人生の充実は叶いません。
 人生は喜怒哀楽の繰り返しで、大きな喜怒哀楽を自身で経験してこそ人生の理解度を高め充実につながっていきます。子供の人生の充実を最優先に考えれば、少しでも早く自立できるように育てることが親の責務ではないでしょうか。

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