2013年2月25日月曜日

子供は3歳までに決まる

 最近のヤングママたちは、経済と時間にゆとりがある分様々に育児に付いて勉強をしているようで、様々に理屈を述べますが肝心なことは全く分かっていない親が多いようです。
 幼児に対しては何時もベッタリと寄り添ってスキンスップを図らなければいけないなどと教えている先生方も多いようで、それをまともに受け取って子供を目一杯甘やかしている親がほとんどです。
 愛情を注がなければいけないのは当たり前のことですが、理解力の乏しいヤングママたちは、スキンシップと躾とは相反する行為の部分がありますので、スキンシップに重きを置いて躾の部分を疎かにしています。
 子供は小学生の低学年くらいまでは親が絶対に好きで、いくら突き放しても親を慕ってまつわりついてきます。
その時期に時には叩いたり、外に放り出してでも、親が怒れば本当に怖いのだという畏敬の念を子供の心に叩き込んでおかなければいけません。幼児の時に行う躾はそれに尽きると思います。
 子供は這い這いをし出すころから自我が芽生えて、自分の希望通りにさせろと直ぐに泣いて主張してきます。幼児は鳴き声を出せば、親が欲求に応じてくれることが分かっていますので、泣いている真似をして欲求をして来るのです。幼児の鳴き声は泣いているのではなく欲求の言葉です。
 そういう状態が3歳近くまで続きます。その期間に子供の泣く声に惑わされずに、泣いていても放置をしておいて、親の都合で生活が進めて行けるかどうかによって、子供の性格育成に大きく影響しますので、3歳までに出来上がると言われているのです。
 甘やかすよりも厳しく接する方が可愛い存在ですから親は難しいです。でも本当に可愛ければ「かわいい子には旅をさせ」「愛の鞭」の格言通りに難しい方を、選択しなければ自主性や持続性や我慢、辛抱のできない子供になるのです。

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