2013年2月5日火曜日

体罰と自殺

淡路黒岩水仙郷
 
 教育委員会および先生方は人の命の尊厳をどう考えているのでしょうか。生徒が自殺した。それに付いて教育委員会から反省の弁も、これからの改善策も示されない。そして体育科の入試が廃止となると、体育科を目指していた受験者、そしてその父兄や在校生からも理不尽だと橋下さんを批判する声が出てくる。個人という立場からすれば、そういう気持ちになることは分からないでもないのですが、生徒が自殺しているのです。もしそれが自分の子供であったとすればどうするのです。恐らく教育員会、学校、先生方に対して狂って雄叫びを挙げるでしょう。
こういう事件が起こった時は対岸の火事ではなく、個々の身に降りかかったこととして、教育の場の抜本的改革、改善を一丸となって推し進めるように働きかけなければいけないのではないでしょうか。
 橋下さんは教育の場に直接関わることができないので、このままの体制なら予算を出さない伝家の宝刀を抜いて立ち向かわれました。
あの言葉を聞いた時から、言葉は適切でないかもしれませんが、あれが橋下さんの独特の喧嘩の仕方で、改革をするにはあれしかないわなぁーとおもっていました。
 入試まじかに迫っている子供たちには確かにかわいそうですが、これから永遠と続く教育の場の改革が先決というのは支持できますね。長い目で見ればそうしなければ子供たちがかわいそうでしょう。
 先日別府大分マラソンがあり、市民ランナーの川内さんが優勝しました。あの事例がスポーツを目指している人達の大きな教訓になるのではないでしょうか。指導者、学校云々というよりも、何があっても負けない個々の不屈の精神と努力があればどうにかなるということです。

0 件のコメント:

コメントを投稿