2013年3月11日月曜日

二条城に行って来ました

これで何度目でしょうか。何度行っても感動します。
写真撮影はできませんが、慶喜が大政奉還の意を諸大名を集めて告げた時の場面を人形で再現しているところがあります。
 将軍は公家社会の直衣(のうし)姿で、太刀持小姓も公家の水干(すいかん)を着用しています。
3位以上は親藩です。3位以上の礼服は直垂です。三位以上の大名に向かって座っているのは四位の高家です。4位の高家は礼法を司る大名で、この大名だけは公家社会の狩衣(かりぎぬ)を着用しています。
昇殿をし直接将軍に謁見の出来るのは五位以上の大名です。五位の諸大名は大紋(だいもん)を着用しています。高家から今日の式典は通常礼装の裃長袴でよいと指示を受けていたのですが、実は礼服の大紋であったという忠臣蔵の松の廊下の刃傷で有名な衣裳です。、
三位以上の礼服の直垂はテレビや映画でもあまり目にすることの少ない衣裳です。時代考証に忠実に再現させていますので、二条城に行かれた時は、そういうところも是非見て頂きたいです。

http://www.youtube.com/watch?v=F6HHNfnwtOM二条城の写真です

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