2013年6月10日月曜日

模様(装いの心)

日本人の美意識の根底にあるのは造形美や審美的な美的感覚よりも、自然の偉大な力にあやかるという意識が強くあります。
自然の神秘と偉大さに敬服し、自然の織りなすものを衣服に移して、あやかるという意識は自然崇拝の宗教的精神です。その根ざすところは心のゆとりと潤いです。
心にゆとりをもって和敬の精神を培うことが、自己の幸せにとって最も大切であるというところから発されています。
 幸不幸は全て自分の心の中にあることを、自覚できている人は少なくなってきていますね。

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