2013年7月10日水曜日

原発推進に思う

アンケートを取りますと、原発推進に付いて30%以上の人が賛成の意を表明しています。私には考えられない結果です。
賛成を表明している人達は、経済優先の思考の結果であると思います。
 そこで経済を考えてみますと、政治の根本目的は国民が健康で安心で暮らしやすい社会を構築するということです。
経済はその為の要素の一つであって、国民の安心や健康を脅かすものであってはいけないのです。メインは国民の安心と健康であって、経済はサブなのです。原発事故に関しては絶対に起こさないという保証はありません。
しかし、事故が生じれば絶対に国民は不幸になります。国民のことを主に考えれば。絶対に不幸になることが明確になっているものを、為政者が採用の意思を表明することは、政治の根本目的から考えて不条理であります。
 代替エネルギーの開発、火力燃料のべらぼうに高い購入費など、全ては政治力で解決できる問題です。そういうことが遅々として進まない。進まないからやはり当面は原発でという考えは、為政者の方々の怠慢以外のなにものでもありません。
 原発は基本的には廃止の考えであると政治家は言いますが、それは偽言です。政治家は何年後には原発全廃にしますと明言をする。それが出来なければその政党や政治家は下野する。それが真の政治というものです。

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