2013年7月17日水曜日

国に付いて考えよう

幕末の英雄である吉田松陰は教育係として、叔父の玉木文之進に預けられていました。郷士ですから武士と言っても普段は農作業をしていたので、ある日、松陰は畦道で読書をさせられていました。読書をしている最中に顔に虫が止まったので払いのけました。それを見ていた文之進は松陰をひどく叩いて怒ったというエビソードが伝えられています。
 その理由は読書は国のための行っているもので、そんな大事なことを行っている最中に私事で中断したことを怒ったのです。
 国があって自分たちが存在出来ている。武士たるものは国の為に命を捧げる。それが多くの武士の信条であったのでしょう。だから幕末には国の将来の為に多くの若い人たちが命を惜しげもなく捧げています。
国を第一義に思い遣ることは時代は変わっても同じでなければ行けないと思います。
 国があって自分たちがいる。自分たちがいて国がある。この両者は同意義に感じている人もいますが、全く異なります。個人主義などと言いますが、国があって、その国の機構に守られているから言えることなのです。
そういう理解のもとに国の運営に参画していかなければ国はよくなりません国が栄えなければ私たち個々の生活も良くならないのです。
自分達が政治に参画できるのは選挙しかないのですから、選挙には率先していきましょう。それが国を思い遣る行動の一つになると思います。
 

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