2013年7月4日木曜日

僧の名言、名句

よくダサいとか、古いなどと言われますが、禅僧たちの名言、名句には古さが感じられない、永遠不滅の真理のある言葉が少なくありません。
その一つが「衣食の為に修行するなかれ」というものです。
 仏道を目指す修行僧の中には禅寺にいれば袈裟を着てご飯が食べられる。
そういうことに対して言われた言葉です。衣食のための修行は修行ではないただ袈裟を着てご飯を食べただけであるという意味です。
 そういう人に限って自分はあの寺で修行をしたと肩書きだけで生きて行こうとする人がいます。そういうことにこだわらないための禅であるのに、本末転倒はもはなはだしいといことです。
現在でもそういう人はすくなくありません。そういう人は何のために生きるのか。人生の真の充実とはどういうことかが理解できていないのですね。

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