2013年8月24日土曜日

瀬戸内寂聴さんは凄い

土曜日の朝の「サワコの朝」に瀬戸内寂聴さんが出演したおられました。
サワコさんが最後に「今の日本人はどういう心の芯を持って、生きていかなければいけないと考えておられますか」と質問されました。
寂聴さんは「私はもう少しで死んで行きますので、日本がこれからどうなるかは考えていませんが、このままでは日本はなくなるかもしれませんね」と答えておられました。
 地震は大昔から起っており、人の力で制止することはできません。でも福島の原発事故は人災なのです。もう二度と悲惨な事故を起こさないようにすることは出来ます。それなのにまだ原発推進を唱える者がいる。そしてその技術を外国に売ろうとしている。それは人の道に外れている。即ち道理から外れた考えであり行為です。経済優先の考えは道理に反しいるということです。
 道理に反した道を選べば国も人も栄える筈がない。そういう考えが蔓延っていけば、そのうち国は疲弊し衰えて行くだろうということです。
 人は死ぬまで勉強と言われています。その勉強とは、様々な考えがありますが、何が道理かを弁え、その道理に則った生き方ができるように努力をすることが、生涯を通しての勉強です。

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