2013年9月29日日曜日

楽しみの検証-20

人は法の下に平等ですが、各々が宿命を背負って生まれて来ます。
生まれた時からお金持ちで、環境に恵まれ、将来は社長を約束されている人がいます。
その反面、学校にも行けずに義務教育を終えれば働かなければいけない人も沢山います。環境面においては決して平等ではありません。スタートラインは同じではありません。各々がハンディキャップを背負ってスタートします。
背負ったハンディキャップの重さで、仕事が楽しいと言える職業に就けない人もたくさんいます。そうい人は充実した人生を歩めないのか。
そんなことはありません。幸不幸は心の問題です。今自分が生きていけていることに対して感謝する心、貧しくても他者に対して優しく思いやりのある心を持っていれば、人生は楽しくなります。
心のあり方次第ではお金持ちよりも充実して生きていけることは可能です。それは真理ですが、「衣食足りて礼節を知る」の諺の如く、経済的にゆとりのある者の方が、心にもゆとりがあるというのが現実です。
それではいけないのです。現況は容易には変わりません。でも気持ちはその気になれば直ぐにでも変われます。仕事が楽しくないという人ほど、自分の心を変える努力が必要です。考え方次第で、人生は楽しく穏やかに暮らせることを自覚することが大切です。

0 件のコメント:

コメントを投稿