2013年9月15日日曜日

楽しみの検証-6

仕事が楽しい生き甲斐だと言える人は本当に幸せな人です
でも誰もがそういう人生を送れるわけではありません。現実には送れていない人も多いのですが、若い時から人生に付いての理屈が分っていれば、誰もがそういう人生を送れることも現実です。
 今テレビで「半沢直樹」のドラマが大評判になっています。少年の頃に中小企業の社長である父親が借金で廻らなくなって自殺をします。そういう劣悪な条件の中で主人公は勉学に勤しんで大学を出て有名銀行の課長までなっています。皆が遊びたい時期に必死で勉強に勤しんだ結果です。そういう背景があるから、あのドラマは成り立っているのです。
 私は芸能界の衣裳担当の裏方で仕事をしていましたのでタレント、役者のことはよく知っています。以前の役者は皆さん大変苦労して下積み生活を送ってこられています。それでも我慢して勉強をしてきた人だけが、今頑張っています。アスリートでも、私たちは華やかな部分だけしか見ていませんが想像を絶する厳しいトレーニングに耐えて活躍しています。
大きな永続性のある楽しみを手に入れるには、何年も我慢して耐えて耐えて手に入れているわけです。
そういうことですから、苦労に耐えて我慢して頑張り通せば、仕事が楽しい生き甲斐だという人生を、誰もが送れる可能性があるのです。
世の中はよくできたもので、若くに気ままに楽をして過ごしていれば、歳を取ってから苦労をする。若い時に苦しさに耐えて何かを掴んだ人は、歳を取ってから充実した人生を過ごせます。

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