2013年9月2日月曜日

ドラマ「半沢直樹」を見て思うこと

昨日ブログに、半沢直樹を見ていて教えられるところがあります。一つは理不尽な上司には盾を突いて逆らうが、同僚や部下や取引先などの関係者との人間関係は大切にするといところですということを書きました。
 現在でもあまり変わってないと思うのですが、私たちの若いころは、同僚と飲みにいきますと仕事の話がほとんどでした。同僚だから共通する話題は会社の話であることは当然といえば当然のことなのです。
 会社という組織の中では個々の存在なんかいくらでも代わりがあって、自分が辞めても塵や埃が散った程度で、会社は何の影響もありません。
そんなことも分らず、若気の過ちで自分だったらこうするなんて偉そうなことを言って、酒を酌み交わしたことがあります。当然上司批判をしているわけです。そういう光景は現在も変わらないのではないでしょうか。
 半沢直樹のように自分の身を顧みず部下の立場を守る。そういう上司は少ないので酒の肴にされて批判の対象になるのですが、大局的に見ればそれは致し方がないのです。上司は会社のことを考えて部下を働かせる立場で、経営者的考えのない部下は、無理難題を押し付けれられて酷使さえているように思うのが普通だからです。
 上司の立場からすれば、経営の厳しさも理解できていない、口先ばかりで実践力のない一部下の為に、自分の立場を悪化させるような庇いだては出来ないというのが現実ではないでしょうか。
半沢直樹の部下の為に格好良く生きるという姿も、空想の世界の出来事のように思います。
それが出来れば理想ですから、ドラマに惹かれるのでしょう。
 

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