2013年11月18日月曜日

自分の値打ちは誰が決める

昨日テレビでIKKOさんが、若い女性たちに人生講座をしているのを見ました。
夫との関係に付いての悩みを訴えている人がいました。二人で事業を初めて忙しくしている。夫は家事を手伝ってくれないので、私も家事は一切しないということです。こういう状態が続けば離婚されるかもしれない。夫のことは好きだ。でも夫の態度が改善されない限り、自分から譲歩することはできないと悩んでいました。
 女として妻として一番の評価をしてほしい対象者は夫です。その女性が、妻として女として素晴らしいか否かを決めるのは夫です。夫の評価によってその女性の値打ちが決まるのです。いくら自身で、自分はきちっとやってる、夫のことは本当は好きだ、そう思っていても夫が、この女はもう以前のように好きになれない。そう思えば、それだけの値打ちの女性になってしまうのです。
 好きだ、温かい家庭にしたいと願うのなら、夫はライバルではないのですから自己主張を抑えて、一歩も二歩も譲って夫が喜んでくれるように努めることが肝要です。
男と女は対等だ、自分も同じように仕事をしているのだから夫も当然の事として家事も手伝うべきだ。それは正論ではあります。だがその正論を主張していては人間関係はうまくいかないのです。理屈を超越するものは愛です。優しさや思い遣りという愛で、相手から好評価を受けるように努めなければ、夫婦仲良くやって行くのは無理でしょう。
 お互いがお互いの為に理屈ではなく、相手が望むことを努めて行っていく。そうして相手から好評価をお互いに得て、夫婦は仲良くやっていけます。その努力が難しくて出来ない人が多いから、我慢辛抱の夫婦が多いのです。

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