2013年11月3日日曜日

秋の七草の一つ藤袴

七草と言えば春の七草と秋の七草がありますね。
春の七草は本来は七種と言うそうです。小正月1月の15日に邪気払いとして七種粥を食べる風習で、中国の故実に由来すると言われています。
 秋の七草は観賞用で、山上憶良が詠んだ以下の2首がその由来とされています。
・秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば
 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
・萩の花(萩) 尾花(芒)、 葛花、 瞿麦(なでしこ)の花、 姫部志(をみな へし) 、藤袴、 朝貌の花(桔梗)(万葉集・巻八 1538)


 この七草の中で藤袴だけは目にする機会がすくないのですが、私の団地の木の足元に咲いていましたので撮りました。

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