2014年1月29日水曜日

秦氏建立の広隆寺

寝屋川には秦氏に関連のある地名があります。
京都右京区の太秦と同じ太秦(うずまさ)があり、秦(はた)、川勝(河勝=かわかつ)町などがあります。
 それは北河内は秦氏が支配していた土地であったことに由来します。
秦河勝の墓も住まいする近くにありますので、秦氏に興味が湧き、秦氏が建立した広隆寺(太秦寺)に行って来ました。
霊宝殿に入りますと、国宝第一号と言われてる「弥勒菩薩半跏思惟像」が安置されています。
秦氏が聖徳太子から賜った仏様だといわれています。
この弥勒菩薩を拝見していますと、優しいお顔に見とれてしまいます。
弥勒菩薩は須弥山(しゅみせん)の兜率天(とそつてん)で行につとめられておられ、諸天に説法し、お釈迦さまにかわってすべての悩み、苦しみを御救い下さり、正しい道にとお導き下さる慈悲の仏様であるそうです。
このお姿は「一切衆生をいかにして救おうかと考えている」お姿だそうです。
広隆寺は京都のお寺としては仏像が沢山安置されているので、見ごたえのあるお寺です。

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