2014年3月28日金曜日

子供の学校の成績-14

昨日テレビで名物大家族の近況を放映していました。
三男の行方が分らないだけで後は立派に成人していました。一人だけ就職活動に失敗して、現在は就活中という子がいました。その子と親父が話をしているシーンを見ていますと、子供は就活に失敗した事は「ついていない」というよな捉え方をしていました。
さすがに親父さんです「お前はつきがないと二言目にはつきを口にするが、チャンスやつきは全く関係ないとはいえないが、そんなことよりも自分が本当に頑張っているか否かが重要である。頑張っていなければチャンスやつきは巡ってこないのだ」と言い聞かせていました。
 多くの子供は自分では頑張っている。そう思っている子供の方が多いのではないでしょうか。自分では頑張っていると思っているのに評価をしてくれない。だから巡り合わせが悪い。即ち、ついていないと思っているのです。
 自分の価値は誰が決めて評価を下すのか。それは自分ではなく、他者であることが分っていないのです。
自分は自分はと自負していても、他者がこの子は成績は普通だけどガッツがないので自社には相応しくないと評価すれば、その会社には相応しくない駄目な子供なのです。それが他者でも同じ評価であれば「ついていない」のではなく、頑張りが足らなかった。人のせいではなく自身の責任なのです。
 そういう人生学は親が早くから教えておいてあげないと、子供は自分では頑張っているのに、自分を正当に評価してもらえないとひねくれて、益々駄目な人になっていきます。

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