2014年3月3日月曜日

「子供は社会の預かりもの」的を得た言葉です(2)

親も祖先も社会の中で、支えられて生活出来ています。
社会というのは人の群れという意味で、その社会を束ねて運営しているのが国であり地方自治体です。
国が崩れれば社会全体が不安定になり、個々も安全で安心して生活していけなくなります。
 平和に時代が推移している時は、個人と国との関係は考えもしませんが、戦争などの有事ともなれば個々の幸せなど考えられなくなるのが現実です。
 平和ボケをいてるということは、国と個人との密接さを、考えないで過ごしている人が増えているということではないでしょうか。
 個人が生きて行く上で大きく恵みを受けているのは社会です。
だから健常者は各々の能力に応じて、応分に社会に借りを返さなければ行けないのです。
 儒教精神が色濃く残っていた時代は、個人よりも国を重んじて生活していました。国を良くすることが出来れば、個々の生活も向上する。そういう思想の下に子供は社会に大きく貢献できる子供に育てるのが親の役目であると考えていました。
 子供に対する最も大きな愛情は、自主性のある、そして少しでも早く自立出来るようにしてあげることだと私は思います。
そういう観点からすれば、自分の子供に対しても客観的に捉え、立派な社会人になるために、ひと時は親が預かって育てていく。そういう気構えで子供を養育した方が、子供は早く自立できる子供に育つと思います。

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