2014年3月14日金曜日

子供の学校の成績-3

タレント達を生徒にして熟の先生が、子供の教育に付いて講義をしていたテレビ番組があり、その中で一番関心の高い質問は、どうすれば子供は自主的に机に向かうかということでした。
それに対して熟の先生は「その答えはない」と言われていました。
 子供は親から叱咤されて机に向かっても集中力と持続性に欠けますので、勉強の成果はあがりません。タレント達はその理屈はよくわかっているようなのですが、どうすれば自主的に机に向かって勉強するか。それが分らないから聞きたいということでした。
 自主的に机に向かう、それが最も大切であることは確かですから、その点に付いて核心をついた質問をすることはあっぱれです。
 先生はその答えは分らないと答えておられました。それも確かですから、そういう質問をぶつけることそのものが、あっ晴れとはいえないかもしれませんね。それが分かれば、全ての子供が良い成績を取れる子供になります。それが分らなくて親たちが様々な思惑で子供を育てて行きます。
子供は親の尺度しか育たないと昔から言います。親の尺度を超える子供は少数です。親の尺度に届けば良い方で、親の尺度にも届かない子供が多いというのが現実ではないでしょうか。
「子供は親の尺度しか育たない」その格言からすれば、子供は親によって作られて行くことは確かです。親が自身を顧みて、それ以上のものを子供に求めても仕方がなと思うことも大切ですね。そう思える親はあっぱれで、そう思える親がいれば、その子は必ず親を超えるような気がします。

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