2014年4月25日金曜日

子供の学校の成績-27

嘗ては日本も貧しかった。そんな時代には、出世したいという願望があり、それが目標になっていました。
一般の人たちにとって世に出たいということは、有名になって,偉くなって、沢山のお金を稼げるようになりたいということです。
 そのためにはどうすべきか。勉強をして高学歴者にならなければ実現は出来ない。そういう理屈は子供でも分っていたので、親から言われなくても真面目に前向きに学問に取り組む子供が多かったように思います。
 でも現在のように豊かになって、貧しくて惨めな生活を強いられる事もなく。
食べることの苦労がなくなり、衣服も日常的に贅沢品を身に付けれるようになりますと、お金儲けに対する執着が希薄になり、お金儲けをすることが生きて行く目標になりづらい時代です。
 それだけに「なんとかなるわ」という考えの子供が増えて、親も指導者も引っ張っていくことが難しくなっているように思います。
 ども、先生や指導者の一員である親は確りと把握しておかなければいけませ。どんなに時代が変わろうと人の生きて行く目的は変わりません。
人は自己の人生の充実が生きて行く目的です。その充実感は自分の事ばかりを考えていては大きくは得られません。社会に貢献度の高い人が大きな充実が得られます。
この図式は不変の法則ですから、この図式を少しでも早くに子供に教えることが子供の自主性を高めることになります。
この図式を理解することの難しさは、経験しなければ実感として理解が難しいところです。

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