2014年4月28日月曜日

子供の学校の成績-30

子供も中・高校生くらいになりますと、親以外の第三者から大きな影響を受けて、自ら将来を見据えて学問に勤しむという場合があります。それはほんの一部であって、大半は「子供は親の鏡」「子供は親の尺度しか育たない」と言われている通りに育ちます。
 親に大きく影響を受けるのですが、その親も普通の人で、自己顕示欲も強く、物欲も強く、自らも快楽を求めているのが普通です。大人だからといって子供の手本になるような立派な生き方をしているわけではありません。私などはその典型です。
 また大人だからといって、前記したサイクルの中で、仕事をする事というものの中に、大きな喜楽が存在する。存在するというよりも、そこにしか永続性のある喜楽は存在しないのだ、という社会の法則を把握できていない親も少なくありません。大人の中には、楽しみは遊びの中にしか存在しない。他にあるのですかという人もいるのが現実です。
 説教をしても、それが子供の心に通じるとは限りません。しかし子供の為にしないよりはしてやった方が良いのは当然です。でも親自身が分っていない人も少なくないとうのが現実です。子供の学校の成績はそこに大きく関わっていますので難しい問題です。

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